まっその成長記録

自称ツイ廃メンヘラサブカル系女子の成長記録

揺られる。

こうして交通機関に揺られながらクリープハイプを聞いている時だけが安心して居られる

目的地はあるけれど、なんだか無いぐらい何時間も乗っていられるのが幸せだ

こうやって夕日に埋もれて揺れていると何処までも行ける気がするし、何処までも落ちて行ける

生まれ変わったら電車になりたい

こうやって色んな人を色んな目的地に連れていくんだ

この瞬間しかこの人たちは同じ空間にいないんだと思うと、次の一駅までが物凄く愛おしい時間になる

ライブハウスはラブホテルの匂いがする。

ラブホテルはライブハウスの匂いがする。


シーツ、薄暗いスタンド、君の匂い。


このまま君が隣に居てくれたら。

 

 

ライブハウスはラブホテルの匂いがする。


色んな人、たばこ、汗の匂い。


熱いけど心地良い音楽の中。

 

でも君の匂いがしない。

 

君の匂いはしないのよ。

 

 

君はもう居ない。

バンドマン。

あともう少し、あと少し

 

やりたいこと考えて、なんとか行動に移せてる

 

自分のこと、君のこと

 

お金がない、時間がない

 

好きなバンド、好きな本

 

グルグルしてる友達のこと、貴方のこと

 

 

少しずつじゃなくて、

 

今はもう。

 

どんどん進まないと間に合わなくて、自分の気持ちに体が追いつけないから

 

だからこんなんなってる

 

何回も空回りして、謝って謝って

 

 

どんどん曲っていく僕の気持ち

 

だからこそ、曲にしてって

 

馬鹿かお前

 

 

でも音楽しかないから、僕には音楽しか

 

頑張って曲作って、あともう少し

 

ライブハウス行くぞ。

 

 

宝くじと一緒、買わなきゃ当たらない

 

やりたいだけじゃ駄目、行動して

 

好きなこと、精一杯やる

 

 

今しか、今しかもう時間がないから

 

私頑張れ、私急いで、置いていかれないで

世界観。

1.手

とても高い。繰り返しているフレーズのサビがしっくりくる。クリープハイプを表しててアルバムの1曲目に適役。ちょっと可愛らしさのある感じで、おやすみの所が愛しい。2番の止まる感じの所も凄く好き。最後の方結構高いから、ライブで歌う尾崎さんを想像してちょっとニヤけた。歌詞カード見ないと全然何言ってるか分かりきれない。

 

2.破花

割愛

 

3.アイニー

1回だけ録画してアニメのOP聞いたことあったんだよね。なかなかに好き。サビの柔らかいメロディーが居心地いい。ちゃんと聞けたのは初めてかも。歌詞聞き取りやすい◎

 

4.僕は君の答えになりたいな

大丈夫的な安心する、落ち着く歌詞。尾崎さんの文才的な歌詞。アコースティック素敵。好き。1曲1曲がもう愛おしい本当に。

 

5.鬼

最初にMVをめざましの時に見てて、短編映画見てからもっかいMV見たら、繋がっててびっくりした。

短編映画、とても良かった。

祐介読んで、イメージしてた風景がそのまま過ぎてもう。特にピンサロから出る階段の所とかね。あと瓶に入ってるゴムとか。

ラブシャの時にマイヘアに出会ってから見て、本当に良かった。

真赤弾くシーンとかもうめちゃくちゃに良い。

尾崎さんの情けない感じを、椎木くんが上手く表現力できてた。まあ、彼はそのままって感じにも見えたけどね。

本当に松居さんと尾崎さんの世界観は上手く歯車が回ってる。

たぶん何回もこれから見ることになるんだろうな、ゆーことぴあ。

 

6.TRUE LOVE

クリープハイプ路線変えてきた?

なんか全然クリープな感じしない。

なんていうの?ラップ??普通に戸惑ってる。

しかも結構全体的に低めだ。

でもなんか早口な感じの所とか、尾崎さんに合ってる気がする(?)

なんか、ライブで聞いてみたらまた違うかな?

 

7.5%

この曲は最初めざましで聞いて、ラブシャでも聞けたんだけど、シンプルな歌詞に凄い泣けた。「ずっと側にいて、別に意味はないけど」って所。「僕を好きになるまで」とか自分に当てはめちゃって。

なんかシングルのカップリングに入ってそう。

あとなんか、お酒のCMとかになっても全然良いと思う。

TRUE LOVEとの温度差がまた良いよね。

 

8.けだものだもの

ちょっとミステリアスな雰囲気。

なんか、尾崎さんっぽい??ね??

この曲に限らずなんだけど、ライブではどんな感じなんだろうっていうのがすごく気になる。

あと、最後の歌詞の「死んでね」がかなり印象的だった。

 

9.キャンバスライフ

カオさんの曲。今回も素敵でありました。

いつもよりもダークな感じで、火まつりチック?な感じ?

曲の割に歌詞が多いくてびっくりした。

語ってるところまたもや可愛い。

 

10.テレビサイズ(TV size 2'30)

やっと聞けた!!!!って感じ。

破花のDVDで見た時からずっと聞きたかった。

もう、クリープハイプって感じ、尾崎世界観って感じ。これだよ。高いこれだよ。本当に。TRUE LOVEどうした?

これがクリープハイプっぽさある。私的に。

 

11.誰かが吐いた唾が キラキラ輝いてる

本当こういう曲好き。

夜寝る時のリストに即入る。多分。

アコースティックギターがとっても染みるのです。歌詞の一つ一つめちゃくちゃ好き。

 

12.愛の点滅

割愛

 

13.リバーシブルー

割愛

 

14.バンド

 切ない。

シンプルな始まりのアコースティックギターが凄く染みる。

本当に素直に率直な歌詞。

好きになれて良かった、好きでいて良かった、クリープハイプ

なんだかんだ言って、あちらこちら行って、結局はここに辿り着くんだけど。

愛してるなあ。馬鹿なのかな。クソだな。

でも、でも好き。

 

クリープハイプの日。

この日にライブがあることを、ずっと願ってて。ついに今日だなあって。

嬉しい。大好き。

 

それでも。

何も出来てない。

 

一瞬で過ぎ去った僕の夏。

 

社会的には何にもこれっぽっちも成長してない。

 

でもどうだろう?

 

僕の心の中、こんなに加速してる。

 

こんなにも愛おしい音楽を聞いて、進んでる。

 

気持ちは驚く程進んでるのに。

 

バンドに時間を割いて割いて。

 

僕の気持ちは咲いて咲いて。

 

それでいいんだよ。

 

だってさ、どうだろう?

 

今生きてる。

 

どんなに不器用でも君を愛して、君が居る。

 

音楽がある。

 

それがいい。

 

社会的に評価されなくても、僕はこの夏確実に成長したんだよ。

 

進んでる。

 

進んでく。

 

止まらないで私の夏。

 

まだ、あと少しだけ。

気付いたら。

大好きな君のことを思いながら布団に潜り込み、好きだから付き合ってと私から言ったはずだった同い年の彼氏に別れを告げた。

思っていたよりもあっさり返事が返ってきて、もっと傷付けてから別れてやれば良かったと後悔する。

全然好きじゃなかったのに、好きだと勘違いされてても困るから、殴り殺してやりたい。

いやお前にそんな事する程、私はお前を好きじゃないし、私を殴り殺してやりたい所だ。

鬱陶しい暑さとは掛け離れたこの涼しい自室で、ラブホテルを思い出させる布団の中で、君に会いたいという思いを爆発させた。

ちゃんと綺麗になったら君に会おう。それまでは会わないことにしよう、連絡したら駄目だ。

そんな決心を今すぐにでも破りそうな心情。

売れてなかったバンドマンが、売れてから出した、あのクソみたいな小説を読んだせいだ。

男の人に対して、相手をどうとも思っていないからしている、この行動でさえも特別に相手にしているみたいにも思えて、物凄く不快な気分になる。

君のことだけ思い出して、少し楽しいことして寝てしまおう。

私の話。

私はどこにも行けない。

私はなにもできない。
 
午前3時42分。
自分の大切な荷物をスーツケースに詰めている。
大好きなバンドのTシャツ、CD、イヤホン、お菓子、本、化粧品、全財産…。
 
私は朝になったらこの街を出ていく。
もともと生まれ育ったあの街へ。
 
まず、どうしてこういうことになったのか思い出してみよう。
きっかけは本当に些細なことだった。
 
いつもの月曜日、いつもの学校、いつもの人間。
なんとなく、みんなより1歩引いて世界を見ていた。
憂鬱な気持ちは相変わらず私を取り巻いて離してはくれない。
かと言って、話してくれる程の余裕もない、そんな私の憂鬱。
(嗚呼、このままどこかへ行ってしまいたいなあ。)
そんな時、ふと話しかけられる。
クラスの人かもわからない、別に仲良くもないそんな人。
(ほんとお前誰だよ。)
 
「また明日ね!」
 
明日が必ず来るとも限らないのに。
私が明日この世界に居るとして信じて疑わない。
 
こんな変哲もない永遠に続く世界を壊してやりたいと思った。
 
普通じゃ嫌なんだ。
平凡なんかじゃ。
私はもっと何かできるはずなんだ。
変えてやる。変えてやる。
 
私がお前を壊してやる。
私が世界を壊してやる。
 
世界が変わらないなら、私が変わってやる。
 
午前4時35分。
淡々と時間は過ぎて、支度も順調だ。
 
ふと思う、こんなことしても何も変わりはしないんだろう。
わかってる、わかってるよ。
でも、私だけの世界を、世界を。
 
上り電車に乗るだけなのに、どうしようもないこの高揚感。
 流れる、流れる。人。
止まる、止まる。私の感情。
 
嗚呼、君に会いに行ってしまおうか。
 
 
私には大切な人がいた。
彼は願ってはいないけれど、私は愛していた。
どうしてこうなってしまったのか。
そんなことは今更どうだっていいけれど。
私はただただ彼を愛していた。
もしかしたら、誰でも良かったのかもしれない。
でも、確かに彼は私の中で大切な存在でであることに変わりはない。
 
それでもいいと思っていた。
それでもよかった。
 
大事な事は、快感以上を彼に求めてはならない。
 
感情を抑制すればする程、自分が駄目になる。
尚のこと、毎日を憂鬱にしているのは私なのである。
 
彼は優しかったし、それで良かった。
愛しているだけで、それで良いんだ。
 
彼に会いに向かう時の高揚感。
それは今と同じこの高揚感。
 
私はスリルを求めていたのだろうか。
私は人生に刺激を求めていたのだろうか。
私はみんなと違うことがしたかったのか。
私は変わりたいのか。
私は彼に愛を求めていたのだろうか。
 
わからない、わからない。
 
でも、行かなくちゃ。
謎の使命感に背中を押される。
 
あ、忘れてた、彼氏からの連絡。
 
最後に大切なリュックを背負う。
部屋を見回して、優越感に浸る。
 
足音をたてずに、息を潜めて階段を降りる。
 
(うん、スーツケースが大きいな。)
 
扉の前で一呼吸した。
 
終われこんな世界。
こんな社会。
 
何も変わらなくてもいい。
大切なのは行動してみること。
 
このまま日が昇って学校に行くなんて。
そのままの形なんて。
 
 
はじまる私の世界。
 
はじまれ私の世界。
 
 
イヤホンをする。
クリープハイプが耳に流れ込んでくる。
煩いな。高いな。