まっその成長記録

自称ツイ廃メンヘラサブカル系女子の成長記録

君の膵臓をたべたいを読んだ。


借りていた本、君の膵臓をたべたいを読んだ。

最初の方読んでから時間がなくて、なかなかゆっくり読めなかったんだごめんね。
半分いかないくらいのところまでは、日中のうちに読んでいたんだけれど、課題があってね。でもどうしても続きが気になって、最後まで一気に読んじゃった。
読むのが決して早い方ではないから、ぶっ通しで2時間くらい読んでた気がする。

最初に言いたいのは、本を読んで初めて泣いたという事。
ネタばらししないように書かないとね。
ネタばらしになりそうだから、読みたい人は一応心得て欲しい。
まだ三分の一ぐらい残ってるところぐらいから、泣いていた気がする。
一言では言いたくないけど、所謂感動する話だった。

私もこんな風に人を愛したいし、こんな風に愛されたいと素直に思った。
本当に思ったり感じたことは山ほどあるけど、それはもう話の中に置いてきちゃった感じ。
それに、こんな素敵な物語の感想を文字に書き起こす程の語力がないんだ。

でもただ漠然と、好きってなんだろう、恋人ってなんだろう。友達ってなんだろう。ってずっと考えてた。

いつも君が言ってる、ちゃんと恋をしたほうが良いよ。っていうのがよく分かった。
いい加減自分の辛さを、ズルズルと寂しさに交えて人と関わらない方が良いよ。って、私は私に思った。
本当にその通りだ。

私も最初に彼氏ができるまでは、人に興味が無かったし、相手の事なんてそんなに気にしてなかった。
基本的に、人についてとやかく言うこともなかったし、人からの評価も気にしなかった。
私のことを嫌いな人は山ほどいたから、嫌いなら嫌いでいいと思ってた。
その代わり好きって言ってくれる人は好きだし、大切にしたいと思った。
私を好きな人は、私の好きな人。ってずっと思ってた。
でも恋を知って以来、私の好きな人は、私を好きな人。であってほしいと願っている。

正直、恋愛に関する色んな最初を私は失敗したんだと思う。
人に愛される喜びを知ってしまった私は、ずっとセンチメンタルなんだ。

多分、読みながら思ったことがもっとあったんだけれど、泣いたら全部忘れちゃった。
こんな感想で片付けるのが申し訳ないんだけど、本当に素敵な話だった。
私は凄く好き。

本をちゃんと返したら、私もこの本を買おうと思う。
君の分と2つ買って、それを渡して別れを告げたい。
そんな素敵なシュチュエーションを思い付いてしまった。
ついでに、私の好きな映画のDVDも渡してあげたい。
私の恋愛に影響を与えた映画ならいくつかある。
好きな君には好きな物を贈りたい。
そして、共感した物を少しでも知って欲しい。
押し付けがましいけど、最後ぐらい良いと思う。
ていうか、元からそんなに奥ゆかしくて静かなタイプじゃない。

本当に課題なんかより、本を読むことを選んだ私は正しいと思った。
課題から得られる物よりも、少なくとも私は良い物を得られた。

私は好きな人がどこか病気でない限りは、心臓が食べられたら素敵だと思った。
(ちなみに、それは野田さんの影響かもしれなくて、RADWIMPSの心臓っていう曲が大好きなんだ。歌詞の生々しさと、純粋な恋愛感情が絶妙にマッチしていて、最初に聞いた時は衝撃を受けた歌詞だった。)

あと、棺桶によく好きな物を入れると思うけど、私は好きな人に一緒に入ってもらいたい。
今日友達とそんな話になった。
さすがにそれは重すぎるかもしれないけど、冗談でもいいよ。って言ってくれたら良い。
死にたいって言ったら、僕もだよ。っていうぐらいでもいい。
そのくらい心が広くて、さりげないジョークが通じたりする、ユーモアがあって、尚、鬱な人が好きだ。
私はそんな人に出会いたいと思った。
そして、そんな人に愛されたいと思った。

結局課題が何も終わっていないまっそでした。